年末にする一大イベントともよべる、大掃除。
一年間に溜まったほこりや汚れ、普段掃除しないところも掃除できるのが、この年末大掃除となります。
しかし、どのように大掃除を進めていけばよいのか悩む人は多いことでしょう。

そこで今回は、年末の大掃除を短期間で終わらせる為に抑えておきたいコツをご紹介していきます。
短期間で終わらせる年末の大掃除のコツ
いざ大掃除を始めようと思い立った時、どこから手を付けるべきか段取りに戸惑う人は多いです。
大掃除を始めるにあたって、下記の5項目を明確にすることで大掃除しやすくなります。
- 場所決め
- スケジュール調整
- 断捨離
- 掃除中は集中する
- 収納アイテムを活用
このポイントをおさえることで、スムーズに掃除を進めていけますので、一つ一つ見ていきましょう。
手順①掃除する場所を決める




大掃除を始めるにあたって大切なのが、限られた時間の中でどこを掃除するかという点です。
年末の大掃除なら、家の中全部を掃除したくなりますが、忙しい年末にすべてを綺麗に掃除をするのは中々難しいものです。
そこでやっておくべきなのが、掃除するべきところを紙などに書き出し、可視化しておくこと。






掃除する場所を可視化することで、短時間で無駄なく掃除を終えることができます。




手順②スケジュールの調整




年末の忙しい時期にスムーズに掃除をするためには、スケジュール調整を的確にすることが重要となります。
いつ掃除を終わらせたいのかをあらかじめ決めておくことで、逆算して大掃除を始める日取りを決められます。
年末だからこそいつも以上に綺麗に掃除するために、スケジュールの管理はしっかりと行いましょう。
手順③断捨離を行う




大掃除を行う前に必ずやっておきたいことが、断捨離です。
断捨離をすることで、自分にとって必要な物とそうでない物を改めて区別することができます。






中々物を捨てられない人もいますが、大掃除の時は思い切って断捨離をし、気持ちを新たに新年を迎えましょう。




手順③掃除の時間は集中する




大掃除において天敵となるのが、掃除しているときの部屋にある物の誘惑です。
大掃除をしている最中にアルバムなどを見つけた時、ついついアルバムを見てしまい時間だけが過ぎていくことがあります。






懐かしむ気持ちも分かりますが、誘惑に負けないよう、ぐっとこらえて掃除のみに集中して手早く掃除を終えましょう。
掃除のときには掃除に集中、これが鉄則です。
手順⑤収納アイテムを活用する




断捨離をしても部屋が物であふれている場合に活用したいのが、収納アイテムです。
収納できる物は収納し、なるべく視界に入らないようにすることで、部屋が整頓されているように見えます。
視覚的に片付いた部屋に見えるためにも、収納できるものは収納し、視界に入らないように工夫して整頓しましょう。




年末の大掃除にきれいにしておきたい場所
年末の大掃除の時に困るのが、どこを綺麗にしていけばいいのかという点です。
大掃除だからこそ、普段は掃除しないところや汚れがたまりやすいところを綺麗にしていきたいものです。






汚れのたまりやすいところなど、ポイントとなる場所を抑えていきましょう。
お風呂場・トイレ・キッチン




水回りの中でも代表的なこの3箇所は、排水溝や便器の裏など普段あまり目にしないところを中心に、掃除を行っていきましょう。
排水溝は洗剤で汚れを浮かしてから、掃除をするのがおすすめです。これは、キッチンの排水溝にも共通していえます。




トイレは普段目にしない便器の裏などを中心に、洗剤で丁寧に掃除していくのがおすすめです。
便器の裏などの汚れはトイレの嫌なにおいの元ともなるため、この機会に綺麗にしていきましょう。
キッチンなどの掃除におすすめな洗剤は、重曹やクエン酸なので試してみるとよいでしょう。




窓・カーテン・天井・照明器具




各部屋では窓やカーテンや天井、照明器具の掃除を中心に行っていきます。
特に天井や照明器具のほこりは、普段の掃除で中々落とすことができない場所です。
脚立を使用する際には足元に注意しながら、丁寧にほこりを落としていきましょう。




床




まず最初に行うことは、掃除機などを使用しほこりを取り除くことです。
ほこりの除去が終わったら、硬く絞った雑巾で丁寧に床を磨きます。
油汚れや皮脂汚れなどで床がべたついている場合は、薄めた洗剤で床を磨いてから、仕上げに乾いた雑巾で拭き上げます。










我が家では回転式の電動モップで拭き掃除の負担を減らしています!
玄関




玄関の掃除をする前には、まず外に出ている靴や小物などを片付けましょう。
物がない状態で玄関を掃き、洗剤で拭き掃除を行い汚れをきれいに落とします。






玄関に置いてある小物にもほこりや手垢が付着しているため、綺麗に拭き取っていきましょう。




年末の大掃除はご利益がある?!
年末の大掃除は別名「煤払い」ともよばれています。
煤払いの歴史は深く、平安時代にまでさかのぼり、宮中行事として厄払いの意味が込められた儀式であったといわれています。
当時の照明器具が行灯などであったことから、すすが燃えカスとして沢山発生し、それを綺麗にしたのが煤払いです。
煤払いは厄除けであり、新年を縁起よく迎えるために大切な行事であることから、年末の大掃除も縁起の良い新年のために重要なのです。




まとめ
年末の大掃除は一見すると面倒にも思えますが、平安時代から続く煤払いの行事が元となっています。
普段は目につかないところや気になるところを丁寧に掃除し、気持ちよく新年を迎えられるようにしましょう。
縁起の良い新年を迎えるためにも、大掃除をきちんとしましょうね。
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