子供がなかなか眠らない、寝てもすぐに起きてしまう、など子供の夜泣きについて皆さん1度は悩んだことはあるのではないでしょうか。
今回はネントレについて体験談も交えて話していきたいと思います。良かったら参考にして下さいね。
ネントレとは?
そもそもネントレとは、「ねんねトレーニング」の略称です。
一般的に赤ちゃんは生後4ヶ月頃から睡眠サイクルが整い、比較的まとまって寝るようになると言われています。
しかし、赤ちゃんの個性や環境によってはなかなか眠るのが苦手になる子もいるようです。

そんな赤ちゃんが自分で眠る力を養うためにトレーニングすることをネントレと言います。




ジーナ式とファーバー式
ネントレといえば、王室や上流階級、著名人のナニー(乳母)だったイギリス人女性ジーナ・フォードさんが提唱する「ジーナ式」とアメリカの乳幼児の睡眠障害を専門とする小児科医ファーバー氏が提唱する「ファーバー式」の二種類があります。
ジーナ式
親が赤ちゃんの寝る時間や授乳時間を管理することで赤ちゃんの生活リズムを整える方法。
ジーナ式のメリット
- 赤ちゃんの泣く理由がすぐにわかる
- 赤ちゃんがいつもご機嫌
- 一人で寝るため、親の自由時間が増える
- 効果が出るのが早い
- 生後すぐから始められる
ジーナ式のデメリット
- スケジュール通りに動かないといけないため、予定が立てにくい
- 頑張りすぎて親が疲れることも
- 赤ちゃんが泣くのをあやせないため、親の心理的負担がかかる
ファーバー式
赤ちゃんが起きているうちにベッドや布団に置き、親は一定時間退室、部屋に戻ってあやし、また退室する…を繰り返す方法。
ファーバー式のメリット
- 一人で寝るため、親の自由時間が増える
- ジーナ式に比べてスケジュールにゆとりがある
- 一定時間泣いてたら、赤ちゃんをあやすことが出来る(抱っこ以外)
ファーバー式のデメリット
- 睡眠サイクルが整う4ヶ月以降からでないと始められない
- 赤ちゃんが泣いてもずっとあやせないため、親の心理的負担がかかる
私がネントレを始めた理由




私の子供は新生児の時から良く泣く子だったと思います。特に生後2ヶ月からは抱っこじゃないと眠らず、布団に置いてもすぐに泣いて起きてしまいました。
仕方なく抱っこしたまま寝ても2~3時間おきに泣き、ひどい時は1時間おきに泣くことも。
私が体を壊したり、家族に八つ当たりしたりしていまい、体力的にも心理的にも限界を感じ始めました。これがきっかけでネントレについて調べ始めました。
生後5か月の頃、夫にネントレをやることを伝えたときは、かわいそうだと否定的でしたが、話し合った結果、1週間限定でやってみることに。
結果は大成功で、3日目からは約7時間まとまって寝てくれるようになり、親の負担もぐっと減りました。
実際にネントレをやってみてどうか
ネントレについて調べたとき、「ジーナ式」と「ファーバー式」の二つがよく出てきました。
それぞれのやり方を見たとき、ジーナ式のようにスケジュールを組むのは私には向いてないことや、出来れば赤ちゃんの隣にいて目を離さないようにしたいということを思いました。
そして、二つを組み合わせた自分なりの方法でやることにしました。
- 大まかなスケジュールはジーナ式を真似る。
- 赤ちゃんの横に寝て、一定時間は何もしない。
- 一定時間を過ぎたら、とんとんや頭をなでであやす、また何もしないを繰り返す。
- 赤ちゃんがどんなに泣いても1週間は上記の方法を続ける。
- 大まかなスケジュールを決める。
ジーナ式では赤ちゃんの生後にあわせたスケジュールがあります。
その中で赤ちゃんには活動時間(起きていられる時間)があることを知りました。
生後1ヶ月なら約40分、3ヶ月なら約1時間など決まっており、その周期の中で赤ちゃんが眠くなった時のサイン(目をこするなど)がみられるようになります。
私は夜寝る時間だけは決めて、日中は活動時間が過ぎ、眠くなったサインがみられたらお昼寝を促すようにしていました。
赤ちゃんが横で泣いているのに一定時間何もせずにじっとするのは想像以上に辛かったですが、途中でやめた方が赤ちゃんの負担になると言い聞かせてじっと我慢していました。
幸いなことにこの方法が私の子供にはあっていたようで2、3日目から効果が現れました。1~3日目までの様子を簡単に書いてみました。
21時⇒40分泣いて1時間寝る
22時40分⇒1時間泣いて3時間半寝る
3時⇒授乳後10分泣いて4時間寝る
21時⇒30分泣いて1時間寝る
22時30分⇒12分泣いて3時間半寝る
2時⇒授乳後、泣かずに4時間半寝る
20時半⇒10分泣いて6時間50分寝る
3時半⇒授乳後、泣かずに4時間半寝る
このように1日目の3回目の夜泣きから泣く時間が短くなり、2日目からは泣かずに寝ることも。
3日目には夜泣きの回数もぐっと減ったのが分かります。子供が泣くのが可哀そうと始めるのを悩んだこともありましたが、我が家の場合はネントレをしてみて大成功でした。




まとめ
ネントレは成功すれば赤ちゃんにとっても親にとってもメリットだらけです。
しかし、途中でやめたり方法変えたりすると、赤ちゃんに負担がかかるだけなので、始めるには準備と覚悟が必要だと思いました。
今回の体験が皆さんの参考になれば幸いです。
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