小学校へ入学してこれまで保育園や幼稚園だった頃と比べ、自分で用意したり宿題をしたりと自分で取り組むことが急激に増えた一年生。
慣れない生活に子どもがついうっかり宿題を忘れてしまうことに悩んでいませんか?
子どもが自発的に宿題をやるようにする為の3つの方法をご紹介します。
子どもにとって宿題とは

子どもにとって宿題とは、”自分でやると決めた物ではない”ということを前提に考えてみましょう。
大人でもご飯を作るの面倒くさいなぁとか買い物行くの面倒くさいなぁと思うこともあるのではないでしょうか。大人であればその日の予定によって柔軟に一日の行動をうまく回せるように自分で考えることができます。
しかし、子どもにとって宿題は”学校や先生が決めた物”であって、基本的には自分でやりたいと思っているものではありません。
宿題にかかる時間はどのくらいか




小学校低学年であれば15分程度、中学年は45分程度、高学年になると1時間以上かかることもあるでしょう。
学校の宿題だけでなく、家庭学習や塾などの宿題もするとなると、放課後の大半を勉強に使うことになってしまうこともあるようです。
一日に長時間勉強をするということは良いことのように思われますが、時間が長いと集中力が切れてしまいなんとなくダラダラと勉強をする習慣が身に付いてしまうのは避けたいですね。
宿題しなさいの声掛けは本当に必要?




小さいうちから宿題や勉強する際に厳格なルールを決めて厳しくしてしまうと、「勉強は嫌なものだ」というイメージを持ってしまうかもしれません。
出来ることなら、”勉強って楽しい!”と思ってもらえるようにしたいですよね。
また、小学校高学年に上がるにつれて、指示や命令されるよりも自分のことは自分で決めたい。という意思を抱くようになります。
「宿題しなさい!」という声掛けは子どもにとってやる気にさせるには逆効果になってしまいます。
宿題をするベストなタイミングとは?




大人でも、毎日お風呂に入ると思いますが、入るタイミングは人によって違うというように宿題をするベストなタイミングは、子どもによっても異なります。
学校から帰ってきてすぐに宿題をする子もいれば、遊びに行ってからする子、晩御飯を食べてからする子、お風呂に入って寝る前にする子もいるかもしれません。
場合によっては、大人が付き添わなければできない音読や宿題もあります。そんな時、”今は見てあげれないから後でね”としてしまうと、子どもにとっても”今はテレビが見たいから宿題は後で”という考えになってしまうかもしれません。
宿題をやってからゲームをしたり、食事をしたりするのも良いですが、副交感神経が作用している就寝前に落ち着いて行うのも良いですよ。
就寝の1~2時間前は、記憶がとても定着しやすく、記憶力のゴールデンタイムとも呼ばれています。
子どもが宿題をするのを忘れていたら




大人でもつい後回しにしてしまって、そのまま忘れてしまうということもたまにはあるでしょう。
子どもが宿題をするのをうっかり忘れてしまっていたら、「なんで当たり前の事を忘れるの?」と問い詰めることは避けましょう。
「そういう時もあるよね、分かる分かる。」と共感してあげると、素直に”忘れていたからやらないと”となる事もあるでしょう。
自発的に宿題を行うようにする3つの方法
では具体的に、子どもが宿題を自発的に行うようにする為にはどうしたら良いのでしょうか。
下記の3つの方法を使って、子どものやる気を失わせないように上手く実践してみてください。
タイマーを使って、ゲーム感覚で宿題をする




タイマーを使って「さぁ、時間内に終わるかな?」と子どもに挑むような言葉がけでゲーム感覚で行ってみましょう。
何事も時間制限があると思うと、程よい緊張感の中で集中することができます。
また、時間通りに出来たら一つの達成感を得る事ができます。
子ども用のto doリストを作る




子どもが帰ってきたら手を洗い、着替えをして体操服を洗濯に出したり、お便りを提出する。など一緒に考えてto doリストを作りましょう。
毎回親が〇〇しなさい、〇〇はしたの?など声掛けをしなくてもいいよう、壁に貼っておくと良いですね。
親に言われた際に”今やろうと思っていたのに。”と感じてやる気が落ちてしまったりするのを防ぐためにも、todoリストの作成はとてもおすすめです。
イレギュラーなことが起こってしまう日もある為、理想はその日その日のtodoリストをメモ帳でも良いので作りましょう。
宿題を終わった後の予定を誘う




難しいですが、なるべく「宿題しなさい」「宿題したの?」と言いたい気持ちをグッと抑えて、「今日さぁ、宿題終わったら〇〇しない?」「宿題が終わったら〇〇行かない?」など、宿題をした後の誘いを行うことができるといいですね。
子どものお料理のお手伝いについてまとめています↓




まとめ
いかがでしたか?
忙しい家事や仕事の合間に子どものやる気スイッチを押してあげるのは中々余裕がないときもありますよね。
怒りたい気持ちをグッと抑えて、一呼吸おいて、子どもと接することができると自発的に宿題をやってから遊ぶようになるかもしれません。
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