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妊娠37週目に胎動を感じなくなり、総合病院に搬送された後に緊急手術して娘を産んだ体験談

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妊娠37週目のある日、胎動が少なく感じる

産休に入って妊娠37週目ちょうどの日に異変が起こりました。この日は家でのんびりしていました。お腹も大きくなって動くのもしんどくなってきていたので、部屋でゴロゴロ。ふと時計をみてお昼近くなった時「そういえば今日胎動すくないよねー。」と赤ちゃんが気になりだしました。胎動カウントアプリをインストールして、胎動があったらボタンを押して回数や時間間隔を計っていました。「今日はよく眠る日?でも昨日はめちゃくちゃ蹴って痛いくらいだったのに…」カウントだけでは安心できず、普段との違いが凄く気になり「何も問題なかったらそれでいいから、病院に連絡しよう!」夕方診察終わり時間ギリギリに病院に行くことを決めました。

まさか私が!?総合病院に救急搬送

産院は近所の個人医院にかかっていました。先生はお一人で診ていて予約をしても2~3時間はかかってしまう病院でした。幸いにも診察時間終了まじかだったので、病院に行くとすぐ診てもらえました。機械をつけたりエコーをみたりすると先生の顔が変わるのがわかりました。「心拍の低下で赤ちゃんが危険だから、NICU(新生児集中治療室)がある病院に行ったほうがいい。旦那さんに電話して。説明するから。」と言われて、電話をかけて先生に説明してもらいました。そしていつの間にか救急車が到着しました。歩けるのに担架に寝かせられて救急車に搬入。「赤ちゃんも大丈夫なのかな」と不安な気持ちになりました。

総合病院に到着後すぐに手術が始まる

20分ほどで総合病院に到着して、個人医院の先生が「頑張って!」と握手してお別れをし、手術室でお腹に機械をつけて再び心拍の確認をとりました。やはり心拍が低下は間違いないようで、このまま手術をしてお腹から出してあげたほうがいいとなり、手術の準備が始まりました。「それでは麻酔をいれますね~」と言われ、だんだん意識がなくなっていきました。こんな時でも夢は見ていて、その途中、遠くから名前を呼ばれるのが聞こえて目が覚めました。目は開かなかったけど看護師さんから「赤ちゃん大丈夫だよ~。全身麻酔したからすぐには泣かなかったけどちょっとしたら泣いたよ!パパに似てるね♪」と声をかけてもらいました。でも麻酔で頭がボーとしていて全然状況がわからず…。そのまま病室に運ばれていきました。

手術後の痛みとの闘い

病室に運ばれてやっと目を開けることができるように。見るとそばには夫と母が来てくれていました。赤ちゃんは2189gの低体重児でした。夫は別室で待っていたのですが、いつのまにか手術が始まっていて、赤ちゃんの産声を聞くことができなかったそうです。少し話をして消灯時間を過ぎていたので二人はそのまま帰ることに。二人が帰ってもうひと眠りした私は痛みで目が覚めました。麻酔が切れて出てきた痛みでした。看護師さんに説明されていた痛み止めのスイッチをおして痛みを押さえていましたが、すぐには効かず悶絶しました。お腹の痛みがあっても、足には血栓予防でポンプがつけられていて身体は動かせませんでした。それに加えて産後ハイ状態なのか眠れないまま朝を迎えました。

母親の勘を信じること

少しずつ体を起こしていく練習をして、2日目の朝に娘に逢いにいくことに。まだ立てなかったので主人に車いすでNICUに連れて行ってもらいました。娘は部屋の奥の保育器に入っていました。赤くて小さく、目が腫れぼったくって「赤ちゃんってこんな小さいんだ」と驚きました。そしてその子が本当に自分から生まれてきたのかとすごく不思議な気持ちになりました。でも、こうやって生きていてくれて本当によかったと思いました。

個人医院の先生、総合病院の先生達のおかげで一命をとりとめた娘。胎盤からの酸素が届きにくくなっていたことが原因のようでした。一歩間違えていたら、娘に生きて出逢えない可能性もありました。それからは「いつもと違う」と思ったら迷わず行動することを私は教訓にしています。少し大きくなってからも、病気を患ったり、何度かどうしたら良いのか迷う場面はありました。でも、母親の勘を信じて頼れる機関に頼ることは大切だと思います。今まで様々な問題や心配ごとは多々ありましたが、「生きているからこその悩み」幸せなことです。(広島県在住K様の体験談)

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