魔の2歳児ともいわれる2歳のイヤイヤ期。イヤイヤが激化するほどにこちらもイライラしてしまいますよね。
急に泣き出したり、暴れん坊になったり本当に手を焼いてしまいます。
「いつになったら終わるの?」「上手な乗り切り方は?」気になっている方も多いのではないでしょうか?
3人の子育てをした私の経験も交えながら対処法や乗り越え方を伝授します。ぜひ参考にしてくださいね。
イヤイヤの理由は?いつまで続くの?
もう帰る時間なのに「イヤ」お着替えも「イヤ」お腹が空いているはずなのにご飯も「イヤ」
個人差もありますが、早い子だと1歳半から長いお子さんだと3歳前後まで続き、「魔の2歳児」ともよく言われています。
第一子の場合は、下の子が生まれたと同時に始まる場合もあります。
2歳前後の子どもは、1人でできることも増え「自分でやってみたい」という気持ちが芽生えます。
まだ自分の感情をうまくコントロールできず、自分でもどうしたらいいかわからないのです。「眠い」、「疲れた」等をうまく伝えられずにぐずぐずしていることもあります。
イヤイヤ期は自分の気持ちを周囲に知らせることでコミュニケーションをはかり、心や身体がぐんぐん成長する証です。
「うちの子、成長しているぞ!」と割り切って、ゆるりと気長に対応できると親のイライラも軽減します。
私の経験も踏まえながら、対処法や乗り越え方をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。




イヤイヤ期の対処法や乗り越え方
場所や気分を変える




大人と同じように、子どもも場所を変えるだけでも気分が変わります。お店や公共の交通機関にいる場合は一度外に出てみる。お家ならば、お部屋を変えてみるだけでも効果があります。
子どもの視線を変えて外に出ると葉っぱや小さな花、雲や飛行機、車、電車など興味深いものがたくさんあります。
「ちょっとお外へ行ってみようか?」「何があるかな?」「あ、赤い葉っぱがあるね」「次に来る車は何色でしょう?」などと声をかけて気分を変えてみましょう。
違うおもちゃや絵本などを使って気持ちを変えることもおすすめです。






私は子どもがお気に入りの小さめのおもちゃや絵本を常に持ち歩いていました!
子どもの気持ちを受け止める




子どもの言葉や気持ちに共感します。
「いやだったね」「もっと遊びたいんだね」「たくさん遊んで疲れたね」気持ちを表現できないからイヤイヤを発動しているわけです。子どもは気持ちをわかってもらえることで落ち着いたり、安心します。
乱暴なこと、危ないことをしてしまった時は”どうして危なかったのか”をきちんと伝えます。
その時は分かってくれなくても、繰り返していくうちに分かる日が必ずきます。
わかりやすいルールを決める




2歳児には時間という概念がありません。「あと10分」がわからないのです。
短めの動画や絵本などを用意し、これを見たら終わりなど、子どもでもわかりやすいルールなどをあらかじめ決めておくといいでしょう。
数字がわかる子なら「長い針が6まで」など目で見てわかるルールもおすすめです。
短めの動画や絵本がないときには「ひげじいさんの手遊びをしよう!」「お歌を歌おう」など子どもが好きな手遊びや歌を歌ったりして区切りをつけるようにしましょう。






歯磨きができたら1冊絵本を読む、絵本を読み終えたら寝るというように、お休み前などのルーティンを決めていました。
とにかく褒める
大人でも褒められたら嬉しいものです。ルールを守れたときやうまく気持ちの切り替えができたときなどは、たくさん褒めてください。
褒めるときのママはニコニコしているはずです。ママのニコニコを見て子どもも安心して、自信がつきます。
褒めることで自己肯定感の高い子に育ちます。




1人で抱え込まない
ママがどんなに頑張っても魔の2歳児はイヤイヤをやめないことだってあります。
どうしてもイライラしてしまうときは1人で抱え込まないでパートナーや自分の親、地域の子育て広場や保育園の先生などに相談してください。
同じような悩みを持つママ友と話すと案外「なんだ、うちだけじゃないんだ!」ということもあります。
子どもを預けて気分転換することもおすすめです。託児所付きの美容院や接骨院などもありますので、うまく活用できるといいですね。




まとめ
今回は魔の2歳児のイヤイヤ期の対処法と乗り越え方を紹介しました。
イヤイヤ期は子どもにとって大切な成長の証です。子どもが成長する為に必要なことだと割り切って対応してみてください。
ゆったり構えて付き合うことも大切です。
ママが少しでもニコニコしていられるように1人で抱え込まずに周りの人にも協力してもらいましょう。
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