ママパパにとっても、子ども本人にとっても、ちょっとした試練のトイレトレーニング。もしかしたら「トイレトレーニングは保育園におまかせ」というお家も多いかもしれません。
我が家の子どもは3人とも保育園に入れたのは年中さんからだったため、トイレトレーニングの時期は家で過ごしました。しかも夫が単身赴任中だったということもあり、トイレトレーニングはほぼ私ひとりが担当でした。
そこで今回は、できるだけ無理をせず、疲れないように取り組んだ我が家のエピソードを交えながら、トイレトレーニングについてお話していきます。
トレーニングを始める時期
トイレトレーニングの開始は一般的に1歳半~2歳過ぎくらいが適している、とされていることが多いようです。
- おしっこを溜められる膀胱の機能の発達
- おしっこがしたいことが伝えられる言語能力とコミュニケーション力の発達
- 自分でトイレに向かえる、トイレで座っていられる運動能力の発達
が目安になっています。
それぞれの機能の発達が伴うとトイレトレーニングはすすめやすくなるからです。
でも、歩けるようになるのも、お話ができるのも、子どもによってそれぞれですよね。つまりトイレができるようになるのも、ひとりひとり違うのが当たり前のこと。
そのことをわかっていると、他の子がトイレトレーニングを始めたと聞いても、子どもの発達を見ながら、焦らずに取り組むことができます。

実際、我が家も三人三様。
1人目のスタートは1歳7ヶ月、2人目は1歳4ヶ月、3人目は2歳4ヶ月でした。
トレーニングを始めるためのポイント
トイレトレーニングは子どものタイミングも大切ですが、親のタイミングもとても重要。親に余裕のない時期に始めてしまうと、イライラしたり、絶望したり…。
トイレトレーニングは進んだと思ってもまた失敗、それをくりかえして子どもたちはトイレを覚えていきます。
たとえば、お仕事の忙しい時期なら少し余裕ができるまで待っても大丈夫。
親にとってできるだけ負担の少ないタイミングでスタートすることを考えてみましょう。
- 暖かい季節にスタートする
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トイレでの脱ぎ着がラクで、たとえ失敗しても洗濯物がすぐに乾くので助かります。
また、暖かい季節は水分をたくさん摂りますが、子どもは汗で体外に排出する量がとても多いため、おしっこの間隔が空くのです。
- トイレがテーマの絵本を読んでスタートする
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トイレが出てくる絵本の読み聞かせは、楽しんでトイレのことを学べるいい方法です。
おしっこやうんちがどうして出てくるのか、トイレットペーパーはどうやって使うのか、絵本にお任せできることがたくさんあります。
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我が家の場合、上の子のトイレについていって真似をしたがる、興味を持つ、ということも、トイレトレーニングをスタートさせる目安になりました。お兄ちゃんお姉ちゃんがいちばんの見本になってくれます。
トイレトレーニングの始め方
- 気付いたときに座らせる
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自分がトイレに行くときに子どもがついてくることがよくありますよね。そんなときに、「ちょっとお座りしてみようか」とひと言かけてトイレに座らせてみましょう。
出ても、出なくても、というところがポイントです。何回か座らせているうちに、偶然おしっこが出た!なんていうことも。
「おしっこ出たねー、気持ちがいいねえ!」とほめてあげましょう。そうやって、ここはおしっこやうんちをするところ、と覚えていってくれます。
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トイレに行くのが楽しい、おしっこができたらうれしい、と覚えてもらうこともトレーニングがすすむコツです。
まずトイレを清潔にしておくことが一番。そして明るい雰囲気も大切です。
トイレにシートを用意しておいておしっこできたらシールを貼る、トイレのふたを開けると大好きなキャラクターが出てくる、など少しの工夫でトイレタイムが楽しくなります。
ポチップ - トイレのタイミングを決めてみる
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我が家は、起きてすぐ、ご飯の前、お出かけの前、お風呂の前、就寝前とタイミングを決めました。
特に起きてすぐはご機嫌が悪いこともありますが、そこは親がぐっとこらえて頑張ってみると、慣れて自分からトイレに向かうようになってくれます。
どうやってステップアップ?
トレーニングがすすんでパンツに移行するときには、一緒に好きなパンツを選ぶのも楽しいですね。
好きなキャラクターや、きれいな色のパンツをはくとトイレタイムも楽しくなります。
「大切なパンツをおしっこで濡らさないように、おしっこはトイレでしようね」、とトイレに誘いましょう。




昼間のパンツに慣れてきたら、いよいよお出かけもパンツでしてみます。
はじめは、近所や失敗してもすぐに着替えができるようなお出かけ先だけにすると安心です。
夜も水分をたっぷりとった日などは避けて、冷える時は腹巻などするのもいいかもしれません。
また、防水シーツやおねしょに安心なグッズも取り入れましょう。




心配なときはオムツをはかせるのもよしとする
トレーニングが進んでくると、せっかくここまで来たのだから、とちょっと無理をしがちです。
お出かけのときも、お漏らししてしまわないかずっとハラハラしているより、心配なときは割り切ってオムツを取り入れて、お出かけを楽しみましょう。
「おしっこしたくなったら教えてね」と伝え、もしも近くにトイレがあったら寄るようにするといいですね。
そして一番心配なのが夜寝るときです。






我が家はマットレスで寝ていたこともあり、オムツを外す時期は悩みましたが、トレーニングがほぼ完了しても、心配な夜はオムツで寝かせていました。
まとめ
このように、トイレトレーニングは子どものタイミングと親のタイミングの両方が大切です。
そして、無理をしすぎないこと。
親はどうしても焦ったり、イライラしてしまうこともあります。
でも必ず、その子のペースで、トイレができる日は来ます。その日を楽しみに、ゆっくり頑張っていきましょう。




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