悪阻でマクドナルドのハンバーガーを好むように
結婚して一年近く経った頃、そろそろ子供が欲しいなあ。と話していた頃に赤ちゃんがやってきてくれました。当時は働きながらの生活でしたが妊娠を機に時短勤務へ変更しました。妊娠が発覚してすぐに病院へ行くと6週で心拍も確認が取れました。その頃から空腹になると吐き気を感じたり、食べたいけど食べたら吐きそうだな、と感じるようになりました。もしかしてこれが「つわり」なのかな?と感じ始めたのもこの時期です。世間ではつわり中にマクドナルドのポテトが無性に食べたくなるとよく聞いていましたが、私はハンバーガーがどうしても食べたい日が続き、マクドナルドに3日に1回ほどのペースで通っていました(笑)食べれる日もあれば、食べている途中で気持ち悪くなり食べてもすぐに吐いてしまう日々が始まりました。また、魚の匂いがどうしても受け付けず、スーパーの鮮魚コーナーで吐き気を催し、家でも魚を焼くと嘔吐してしまっていたので、つわり中は出来るだけ魚を遠ざけて生活していました(笑)
食べられる物が急に変化するようになった
そんな日々を過ごしているとある日、味覚に変化が起こり始めました。私は普段からよくミネラルウォーターを飲む方なのですが、どうも変な味に感じてしまい飲めなくなってしまいました。代わりに麦茶や炭酸を好むようになりました。他にも酸っぱい物が食べたくなったり、仕事中にカリカリ梅を口に入れながら仕事をしていたこともあります。日々食べたいものが変わり、「今」これが食べたい!と急になる事が多く、夫に頼んでグレープ味のゼリーを探しに夜にコンビニを何軒か回ってもらったこともありました。しかし買って帰ってきてくれた頃にはゼリーの気分ではなくなってしまい食べられなくなり、少し気まずい思いもしました。また、つわりの時期が真夏だったこともあるのかアイスが食べたいことが多く、家にいるときはアイスばかり食べていました。アイスを食べている時は気持ち悪さもなかったので、パピコを口に咥えながら夕食作りもよくしていました。
歯磨きをするのがとにかくきつかった
私のつわりは、6週頃から始まり9週がピークで13週頃には落ち着いていました。つわり期間の中で1番辛かったことは歯磨きでした。歯を磨こうと歯ブラシに歯磨き粉をつけて、口に入れた瞬間に喉の奥の方から気持ち悪くなりそのままトイレに駆け込むことが毎日毎回でした。歯磨きが出来ないことはすごくストレスで歯を磨きたいのに磨こうとすると必ずと言っていいほど嘔吐することが分かっていたので、「歯を磨く」ことを諦めて、モンダミンなどの液体タイプでつわり期間は乗り切りました。ある日「そういえば今日はなにも気持ち悪くない!」とつわりの終わりを感じてまずしたことは歯磨きでした。奥歯までしっかり磨けた時の達成感は未だに忘れられないほど印象的でした。そして歯磨きが出来たことで私は、「つわりは終わったんだ」と確信しました。
終わったと思ったのにまさかの……
つわりから解放されて楽しいマタニティライフを数ヶ月過ごしていましたが妊娠9ヶ月に入った頃から食べている時と、食後に気持ち悪くなることが増えてきました。これはまさか後期づわり!?となり、再び「つわり」の生活へ戻りました。夜も数時間おきに吐き気で起きてトイレに駆け込んだり、ベッドで寝ることが苦しくなりソファで横になって朝を迎えることが多くなりました。お腹いっぱいまで食べると気持ち悪くなることが分かってきたので、この頃から食事はいつもの半分くらいの量をちょこちょこ何回かに分けて食べるようにしていました。つわりともあと2ヶ月の辛抱だ、と言い聞かせて出産日まで乗り切りました。私の妊娠期間はほとんどがつわりとの生活でしたが、正直ここまで辛いものだと思っていませんでした。でも「つわりがあるということは、お腹の中の赤ちゃんが必死で生きてる証拠」と先輩ママから言ってもらえてすごく心が軽くなり、辛いけど赤ちゃんも頑張ってるから一緒に頑張ろう!と前向きに考えることができました。(神奈川県在住31歳K様の体験談)
※この記事は個人の体験談です。
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