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へその緒が二重に赤ちゃんの首に巻き付いていた!産声が聞こえず心配に。

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予定日を1週間過ぎてやっと陣痛が!

正産期に入っても子宮口は柔らかくなっていたけれど、予定日を過ぎても出てくる気配は少しもなし。ヤキモキしながら過ごしていると、予定日からちょうど1週間経った日の早朝4時に、やっと陣痛がきました。陣痛の間隔の様子を見て、19時に入院。けれどそれはまだ、長い戦いのほんの序章に過ぎなかったのです。そこからなんと2日間、陣痛に苦しみ抜くことに。陣痛の波が来るたびに叫び続けて…(大部屋じゃなく、個室をお願いしていて本当に良かった)食べられず、眠れず、飲めず。苦しさのあまり、お腹を切って欲しいと本気で何度も先生にお願いしました。これからが本番というのに、心身共に弱りきっていました。そんな中、主人が会社を休んでずっと付き添ってくれていたことが本当に心強かったし、ありがたかったです。

なかなか開かない子宮口。人工破水させて陣痛を誘発することに…

陣痛の痛みはきているのに、それに反して子宮口がなかなか開いてくれませんでした。助産師さんが子宮口の開き具合を見てくれるたびに、「あーまだまだですねぇ…」と言われて、絶望的な気持ちになっていました。自分の体のことなのに、自分の意思ではどうしようもできないのが、本当にもどかしかったです。助産師さんたちが励ましてくださるのが有難かったです。先生が、私とお腹の赤ちゃんの様子を見て、「人工破水させて、陣痛誘発剤を投与して出産に臨もうか?」と進言してくださりました。お薬の力を借りることへの不安や、破水を人工的にすることへの恐怖、自然に産んであげられない罪悪感など、ネガティブなことがたくさん頭の中によぎりましたが、もう本当に心身共に弱りきっていたので、その進言を素直に受けることにしました。

赤ちゃんの産声が聞こえない!?

先生の進言通りに、人工破水と陣痛誘発剤で産むことに決まってからは、これまでの停滞ぶりはなんだったの?と思うほど早かったです。翌朝の6時頃から処置を受け、あれほど頑固に開かなかった子宮口もようやく開き!ここでまた会陰切開をする不安と立ち向かい、分娩台に上がって、30分くらいで出てきてくれました!ところが、…ん?なんか先生たちが慌ててらっしゃる…そういえば泣き声がしないような…カンガルーケアをするって聞いてたけれど、聞き間違いだったかな?出産がやっと終わったけれど、なんだか不安な状態で分娩台の上で過ごしていました。しばらくしてやっと元気な泣き声が聞こえてきて、ようやくほっとできました。どうやら赤ちゃんの首にへその緒が二重に巻き付いていたとのこと!赤ちゃんはお腹の中で、どうにかそのへその緒を外そうとしたのか、手で首に直接巻き付かないようにガードしていた状態だったのです。エコー写真では気づけなかったことでした。お産がなかなか進まなかった理由は、そういった事情があったからだったんだ!と腑に落ちた瞬間でした。人工破水でびっくりしたからか、お腹の中でうんちをしてしまっていて、カンガルーケアは出来ませんでしたが、無事に生まれてきてくれたことが何よりでした。

「おかげさま」に感謝

私自身は多量に出血してしまい、自分がイメージしたり聞いたりしていたお産とは程遠いものになってしまったけれど、私も赤ちゃんも頑張った!そして、母子ともに無事でいられたことに本当に感謝せずにはいられませんでした。赤ちゃんはおよそ3500gで、私の胎盤は双子が産めるほどの大きさだったと聞いてびっくりしました。分娩室の外で待っていた両親が、「産声がめっちゃ大きくて、どこの子かと思った」と言うぐらい元気な子が生まれてくれました。先生が、「あれ?あれだけお腹を切ってくれと言って弱気になってたママはどこに行ったんかな?」と冗談を言ってくれるくらいに私も元気で。そんな先生や、助産師さんたち、家族の支えの「おかげさま」があったからこそ乗り切れた出産だったと、今でもひしひしと感謝の心が湧いてきます。そして、誰1人として同じ「出産」はないんだな、みんなそれぞれなんだな、ということもとても感じました。これから出産を迎えられる方々の安産を祈念しております。(大阪府在住44歳F様の体験談)

※この記事は個人の体験談です。

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