妊娠後の外食続きでまさかの妊娠高血圧症候群に…
第二子を妊娠した時、家族3人で週末には必ず外食をしていました。 外食を続けていても健康には気をつけていたのでチキンのサラダなどヘルシーなものを選んで食べていました。つわりも酷かったのでジュースは飲んでいましたが、検診で血圧の検査と尿検査をしたところ妊娠高血圧症候群と診断されてしまったのです。妊娠高血圧症候群とは、お母さんと赤ちゃん共に大変危険な状態になってしまう事。あまり気にしてなかったのですが、調べてみると最悪の場合、赤ちゃんに酸素が届かず命にもかかわる病気だということがわかり夫婦でかなり焦っていた記憶があります。2人目だからと油断していたことを反省し、食生活の改善をしていこうと思いました。
絶食を選択してしまい最悪の事態に…
妊娠高血圧症候群と診断された次の検診では、今度は尿蛋白が出ていると言われパニックになってしまいました。泣きながら帰って主人に報告、食事改善と制限を出されたことを伝え、しばらく外食はやめることにしました。出産までの不安と食事のこと、赤ちゃんのこと毎日不安で胃がキリキリしていました。油物を控え、毎日酢の物を取るように言われ好きなものを食べられないストレスがとても辛かったです。今はスマホ一つでレシピが見れる時代なので病院の先生に指摘された一ヶ月くらいは頑張りました。でも上の子の送り迎えやお弁当作りなど体力的にもきつくてメンタルもかなりやられていました。お義母さんにも「管理が悪いからこうなるのよ」とグチグチ言われる始末。そんなに言われるならば私は食べないと絶食の選択肢をしてしまったのが最悪のはじまりでした。
倒れてしまい、救急車で病院へ搬送されることに
血圧を下げる為、水分を良く飲み絶食していた日が続いていたある時、上の子のお迎えに行く時に玄関前で倒れてしまいました。ママ友が救急車を呼んでくれて、病院に運ばれました。お義母さんと主治医から叱られ、もう限界だなと思っていた時に助っ人が現れたのです。それは実母でした。実母は「嫁にいったのだから私が手助けできない」と昭和な考えだったようでしたが、救急車で運ばれてしまってからはずっと様子を見てくれていました。娘が倒れたことが本当に心配だったようで、「母さん毎日作ってあげるから」と食事のサポートをしてくれることになったのです。体が辛く食事制限もされ、毎日辛かった日々でしたが、お母さんが身体に良いレシピを考えて毎日作ってきてくれました。元気な赤ちゃんを産むために実母がサポートしてくれたので頑張る事が出来ました。
妊娠高血圧症候群になってしまったけれど
実母のサポートもあり、安定した生活を送っていました。食事制限と血圧の薬を飲んで収まっている状態でしたが良くも悪くもなっていない状態だったので、予定日よりも2週間早くの出産になりました。恥ずかしい話ですが、むくみが酷く足もパンパンに腫れ、薬の副作用なのか下痢もしてしまいとても辛かった記憶があります。それでも主人や実母が応援してくれたおかげで無事に出産することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。産まれてきた我が子は2500gと少し小さかったですが、異常なく元気に産まれてきてくれました。出産費用も予定日よりも2週間早く入院したのでプラス5万円かかってしまいました。兄弟がいると上の子に合わせての生活になってしまいますが、二人目だからと油断せず自分の体の事を考えて妊娠生活を送らないといけないと痛感しました。(神奈川県在住M様の体験談)
※この記事は個人の体験談です。
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