2人目で初めてのつわり…家族みんなストレスが溜まり笑顔が消えた
1人目を妊娠した時はなんとなく気持ち悪いなという程度で、それほどつわりはひどくありませんでした。2人目を妊娠した時もきっと同じような感じだろうなと思ったのですが、違ったんです。朝から晩まで胸がムカムカして上の子の相手ができず、家事もできない状態になりました。上の子には1人でお絵描きをさせたり本をやテレビを見せて何とか過ごし、私はソファーでぐったり。帰宅した夫がぐちゃぐちゃになった部屋を片付けるような生活に。3歳の子供はかまってもらえずストレスがたまって癇癪を起しやすくなり、夫も仕事をしながら慣れない家事をしてイライラ。なんとか食事を作ることはできましたが、毎日している洗濯など部屋のお掃除が全然できませんでした。自分のことが情けなく感じ、初めて経験するつわりに苦しみ戸惑い、私もどんどん追い詰められていきました。イライラした夫から「つわりの時ってみんな家事できないもんなの?」と言われ、夫婦の関係が急速に悪化していきました。
気は進まないけどつわりの辛さから義母を頼ってみることに…
遠方に住んでいる実母には頼りたくなかったのですが、もう頼るしかないと追い詰められていた時、夫から今の状態を聞いたという義母から電話がかかってきました。「つわりが落ち着くまで、私がしばらく家で手伝ってあげるわ!早く言ってくれれば良かったのに!」と明るい声で言われたのですが、内心ありがたいとは思えませんでした。義母は車で2時間の距離に住んでいます。年に2回ぐらい会う関係で程よい距離を維持してきました。几帳面で真面目な私とは違って、義母は大雑把であまり空気が読めず気遣いできないタイプなので仲良くはなれないと思っていたんです。ですが、上の子や夫のことを考えて気は進みませんでしたが、「よろしくお願いします」と言い、家に来てサポートしてもらう選択をしました。この選択は大間違いだったと、あとで後悔することになろうとはこの時の私にはわかりませんでした。
帰ってほしい!!何故義母を呼んでしまったのかと涙が溢れ…
「私が来たから、もう安心だよ」とにっこり笑った義母に私はすごく安心しました。上の子も「おばあちゃんがいたら楽しい」と言って、久しぶりに笑顔を見せてくれたんです。最初は気が進みませんでしたが、やっぱり義母にサポートを依頼したのは良かったことだったんだと思いました。でも、3日後には気持ちは180度変化。義母はお手伝いをすると言って来てくれたのに、ほとんど家事をしてくれないんです。上の子が「公園に連れて行って」と言っても、「おばあちゃん、腰が痛いから無理だわ。あの本面白そうだから読んでみて?」と言って相手をせず…。テレビを見てゴロゴロ。お昼になっても料理をする様子はなく、私は吐き気を我慢しながら義母の分を含めた食事作りをしました。帰宅した夫が「部屋、全然片付いてない…」とびっくりしていると、義母が「部屋が汚くなっても生きていけるって!」と言った時、愕然としました。義母が来たストレスにより、吐き気が強くなり涙が溢れ眠れなくなりました。
戻ってきた笑顔…辛い状況の私を救ってくれたのは家事代行サービスだった
ある日、姉から電話がかかってきたので「すごく辛い…」と大泣きしてしまいました。姉には今すぐ義母には帰ってもらうように言うこと、共働きの姉が利用している家事代行サービスをすすめられたんです。ハッキリ伝えることで関係が悪化してしまうことは不安でしたが、姉に背中を押され義母には帰ってほしいと伝えることができました。色々と文句は言われましたが義母がいなくなり、それだけでもスッキリ。でもまだつわりは続いている状態で、藁にも縋る思いで家事代行サービスを利用したんです。夫にもしっかり相談し、納得してくれました。ダスキンのマタニティママ応援プランを利用。つわりがひどくて家事ができない人、切迫流産の恐れがあり自宅で安静にしなくてはいけない人などにオススメのプランです。1回2時間7000円ほどで買い物や掃除、洗濯や布団干しなどしてくれます。家の中をピカピカに綺麗にしてくれるのですが、本当に助かりました。お金はかかりますが、綺麗な部屋にいると吐き気が収まる感じがしましたし、上の子の相手も少しずつできるように。夫にも笑顔が増えてきました。姉、そして家事代行サービスのおかげで、初めての辛いつわりを乗り越えることができました。(北海道在住 44歳 S様の体験談)
※この記事は個人の体験談です。