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出産後に1Lの大量出血?!出産よりも激痛だったハプニング

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お産が終わって気が付くと下腹部に違和感を感じる…

4年ぶりの妊娠と出産。コロナ渦での出産ということで夫と娘の立会いは叶わなかったり、マスクをつけたまま陣痛に耐えなければいけなかったり。前回とは違うお産にはなりましたが、高位破水で事前に入院できていたことと経産婦の余裕からか、自分でも驚くほど落ち着いて出産に臨むことができました。陣痛から3 時間程度での出産だったおかげで体力の消耗も少なかったため、時々看護師さんと会話を交わしつつ隣の生まれたてホヤホヤの赤ちゃんを眺める余裕もありました。母子共に健康にお産を終えられて良かったなぁと思う一方で、なんとなく下腹部に違和感を感じていたのです。

お産後の出血が止まらない?ざわつく分娩室

分娩室で休んでいる間、看護師さんがしきりに産褥パッドを替えていて、私自身も生理のような何かがお股からドロッと出るような感覚がずっとありました。看護師さんが取り外した産褥パッドがちらりと見えて驚愕!大きな産褥パッドが全て真っ赤に染まるほど出血していたのです。産後はこんなに血が出るもの?いやそんなはずはない。経産婦なのでそれが異常であることはすぐに分かりました。看護師さんに「ずっと血が出ている感じがするんですけど大丈夫ですかね…?」と恐る恐る聞いてみると、看護師さんは笑顔で「ちょっと出血が多いみたいですね。先生に1度見てもらいますね!」と言いその場を去っていきました。なんだか分娩室がバタバタと慌ただしくなっていましたが、私自身は元気ではあったので「まぁたいしたことないだろう。」と呑気に考えていたのでした。

出産よりも痛い!止血処理の激痛

分娩の処置をしてくれた先生が再び戻ってきて看護師さんと何やら話しをした後、「出血が少し多いので今から止血の処置をしますね。」と私にひとこと。すると看護師さんたちが分娩台でゆっくり横たわっていた私の足を持ち上げてバンドで固定、再び出産する時と同じ態勢にされたのです。「あ、これはまずい気がする…。」と思った時、激しい痛みが…!痛すぎてあまり覚えていないのですが、明らからに出産よりも激しい痛みで、声も出るし体が逃げようとするのを看護師さんたちに押さえられながらの止血処置となりました。(あとから調べたのですが双手圧迫という子宮と膣を圧迫する止血方法だそうです。)そんなに長い時間ではなかったかもしれませんが、私の残された体力は根こそぎ奪われ、さっきまでは笑う余裕もあったのにもうそれどころではなくなっていました。出産時間が21時時前、病室に戻れたのは夜中の2時をまわっていました。ただでさえ出産で疲弊しているのに、それに加えてあの止血処置、さらに点滴が終わったらナースコールをしてくれと言われ、まだ眠れないのかと絶望的な気持ちになったのを覚えています。

何が起きるかわからない、出産の奇跡

翌日まではさすがに出血が多かったため眩暈や立ち眩み、気持ち悪さがありましたが、看護師さんに手伝ってもらいつつ赤ちゃんのお世話し、2日目にはすっかり元気になっていました。鉄剤は処方されていたものの、回復も順調で予定通りのスケジュールで退院することができ、元気に家族と対面できました。後から先生に聞いた話では私の出血量は1リットル近くあり、通常経膣分娩であれば500ml以下が正常なところ。帝王切開に近いくらいの出血量だったそうです。実際、自宅に帰ってから上の子の母子手帳を見るとその時の出血量は250mlほどでした。出血多量の原因は様々あるようですが、私の場合は胎盤の一部が子宮に残ってしまったことが原因だったそうです。幸い私は初期対応で止血が出来たので輸血や救急搬送されたりなどはなかったのですが、自分の身にまさかそんなことが起きるとは思わず驚きました。お産は命がけとはよく言いますが、2人目の出産にして改めてその意味を感じた出産となりました。(神奈川県在住N様の体験談)

※この記事は個人の体験談です。

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