千葉市若葉区谷当(やとう)町にある谷当工房は、様々な自然体験ができる工房です。我が家は昨年から谷当工房で味噌づくりの体験をしています。今年も体験してきました。
千葉市若葉区ってどんな町?

千葉市は幕張メッセを有する美浜区海浜幕張エリアから、区画整備された新興住宅街で人気の緑区おゆみ野エリア、総武本線などの主要な電車が乗り入れている千葉駅周辺の中央区商業エリアなど、様々な顔をもつ政令指定都市です。若葉区は市内最大の面積がある行政区になり、豊かな自然環境に恵まれています。
歴史的には、日本最大級の貝塚である加曾利貝塚があります。レッサーパンダの「風太」で有名な千葉市動物公園も若葉区内にあります。
谷当町は若葉区の中でも東部に位置し、佐倉市や四街道市との境になります。谷当町は田園風景が広がる自然豊かな町です。NPO法人バランス21が管理している堂谷津の里という里山もあります。
わたしの田舎 谷当工房って何を体験できるの?




わたしの田舎 谷当工房は、都心から近いアクセスの良さ、自然に恵まれた立地を生かした体験型の工房です。季節に応じて、味噌づくりやタケノコ掘り、流しそうめんなども行っています。それぞれの体験は予約制になります。開催日の7日前までの申し込みが必要です。申し込みや開催日の詳細についてはHPか工房までお問い合わせください。
手作り味噌教室の情報
開催時期 | 12月~3月 |
時間 | 午前10:00~13:00 午後13:00~16:00 |
参加費 | 1人3000円(2kg持ち帰り) 追加1kgあたり1000円 |
家族で味噌づくりを体験しよう。
【2023年】手造り味噌教室 | 「わたしの田舎」谷当工房 千葉県自然体験・農業体験 https://t.co/swxWG5UXJ2
— わたしの田舎 谷当工房 (@yatoukoubou) November 10, 2022
体験に必要な物
体験に必要なものはエプロンと三角巾、ゴム手袋、タオル、味噌を詰めて保存するための容器です。容器については、工房で購入することも可能です。申込時に問い合わせてみてください。重石となる塩も工房で購入できます。
味噌づくり体験の流れ
味噌についてレクチャーを受けます。
まずスタッフの方から、味噌の概要と工程についてレクチャーを受けます。谷当工房の味噌は江戸味噌になります。江戸味噌は白味噌と赤味噌の中間色の色合いになります。原材料の大豆は市原産のものを、米は谷当町のコシヒカリと千葉でとれたものを使用しています。スタッフの方が用意した資料を基に丁寧な説明をしてくださるので、味噌についての理解が深まります。
材料を混ぜていきます。




大豆を水につける工程と煮る工程はあらかじめやっておいてくれています。塩、麹、大豆を混ぜるところから体験になります。その後チョッパーで混ぜた材料をミンチ状にします。参加者で手分けして、ミンチにしたものをボール状(野球ボールより一回り程度)に丸めていきます。
味噌玉を容器に詰めていこう。
味噌玉を自分の容器に詰めていきます。体重をかけてぎゅっと詰めます。最後に表面にラップを敷き詰め、重石となる塩の袋を乗せれば完成です。レクチャーから1時間足らずで、味噌を容器に詰め終わりました。
自宅で味噌を保管します。
味噌を自宅の、暗く風通しのよい場所で保管します。我が家は台所の隅に置いています。食べ頃まで10か月程度の熟成が必要です。
味噌づくりのあとは自家製ピザでお腹を満たそう。




味噌づくりがひと段落したら、ピザづくりをしました。ピザづくりはオプションになります。味噌を作って帰宅することも可能です。ピザ生地は工房特製のふわふわな生地が準備されていました。ずっと触れていたくなるような柔らかさです。この生地を丸く平たく伸ばしていきます。伸ばした生地に、ソース、野菜、ベーコンを乗せていきます。厚切りのベーコンは工房の手作りです。トッピングが終わったピザから、工房の外にある石窯で焼きます。




出来上がったピザは熱いうちに食べましょう。ベーコンの旨味がピザ全体にいきわったっています。野菜の触感がアクセントになります。
時間がある場合は、スタッフの案内のもと工房の外の敷地を見学できます。今年は味噌蔵を見学しました。毎年団体で味噌を仕込み、この蔵で保管されている常連さんがいるそうです。
お土産選びも楽しみのひとつです。
工房では、工房特製の食品を購入することができます。ベーコン、塩麹、しょうゆ麹、米麹などの品ぞろえがありました。我が家は米麹を購入して、甘酒を作りました。麹の甘味がおいしい甘酒が出来上がりました。谷当工房ではPayPay、auペイ、各種クレジット決済に対応しています。電子決済ができる点が便利ですね。
1年後の味噌はどんな感じになっているの?




帰宅後、昨年谷当工房で作った味噌を開けてみました。こっくりとした茶色のお味噌です。味噌には液状のたまりができることがありますが、このたまりは旨味なので処分しないようにということでした。
現在開封してから3か月弱が経ちました。開封直後はやや塩気が強い味でしたが、今は旨味がでてまろやかな味の味噌になりました。




わたしの田舎 谷当工房の基本情報
住所 | 〒265-0072 千葉県千葉市若葉区谷当町70 |
電話番号 | 043-239-0645 |
定休日 | 年中無休 |
受付時間 | 9:00~20:00 |
駐車場 | 有り(100台) |
HP | 「わたしの田舎」谷当工房 無添加食づくり、無農薬米づくり体験 (satoyamaasobi.com) |
まとめ
今回は千葉市若葉区の谷当工房について紹介しました。1度手づくり味噌を体験すると、そのおいしさからリピーターになる方が多いそうです。都心からでも日帰りできる場所にありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。
※2022年11月21日時点での情報です。時期により情報が異なる場合がありますので、予めご了承下さい。
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