つわりを夫から理解されない
妊娠中は普段通りには体が動かず、精神的にも不安になったり、辛い事がたくさんありますよね。今回は妊娠中の私が辛かったことや人間関係のトラブルについて紹介したいとおもいます。私が妊娠中に辛かったのは夫と義母との人間関係です。私は、つわりがかなりひどいタイプで体重も4キロほど痩せてしまいました。つわりがひどい中頑張って家事をやっていたのですが、辛いときは休んでいることもありました。とにかく気持ちが悪くて吐く事もあり、食べ物もろくにお腹に入りませんでした。しかし、夫からは「いつまで休んでいるの?ご飯は?」と体調を気にかける言葉は一切ありませんでした。つわりで気持ち悪いと言っても「気の持ちようなんじゃないの?」とひどい言葉をかけられました。つわりに関して一切の労わりなどは無くすごく大変でした。
夫婦関係もぎくしゃくして結婚生活自体イヤに
また、夫の実家に行ったときも義母にひどい言葉をかけられました。「母親失格なんじゃないの?」とか「私のときはつわりなんてほとんどなかったし、体調が少し悪いだけで家事なんて休めなかった」と言われました。つわりが重たいと言っても分かってもらえず「普段から体を動かしていないからつわりが重たくなる」などと言われてすごいイヤな気持ちになりました。夫と義母の理解がないことや人間性が分かったような気がして二重でイヤな思いをしました。夫の実家に行くのもイヤですし、そのときは夫の顔を見るのもイヤでした。もちろん、夫婦仲も最悪で、私も何でこんな人と結婚したのか、結婚生活自体もイヤになりました。夫に顔を合わせるのがイヤだったので、夜ご飯を食べたらすぐに寝室にこもって寝る生活が続きました。夫と顔を合わせるとまた何かイヤなことを言われるそれもイヤだったのです。
産婦人科の先生の一言で変わった夫
ある日あまりにつわりがひどく、産婦人科に行くと先生にこう告げられました。「栄養があまり取れないのであれば、点滴をしましょうか?このまま食べられないと最悪入院してしまうかもしれないです」そのとき、夫が「そんな必要はありません。つわりなんて気のせいですし、妻はつわりに甘えているだけです」と先生に言ったのです。夫は私が入院したら誰が自分の世話をするのかと思ったのでしょう。さすがに先生もその言葉に「奥さんはつわりで栄養がとれなくて危険な状態です。つわりは気のせいではありません。もっと理解してあげてください」と夫に入ってくれました。
夫はその言葉にはっとして「はい」とうつむいて答えていました。その後から夫の態度が少し変わりました。家事を手伝ってくれるようになりましたし、私の体を心配してくれるようになりました。やっと理解したのか態度が変わったのです。
夫の理解で夫婦仲が良くなってきた
それから義母に夫が説明してくれたのですが、義母は一切理解してくれず、相変わらず甘えだなんだと言っていました。夫も何度言っても理解しない自分の母親にさすがに怒ったらしくてしばらく実家には行きませんでした。電話で「今度いつくるの?」と聞かれても「しばらく忙しいからムリ」と答えてくれるようになりました。夫が理解してくれるようになってから夫婦仲もよくなってきて、辛い毎日ではなくなりました。先生があのときはっきりと言ってくれたのですごく助かりました。
このように妊娠は男性には分りません。また、経験者の母親がみんな理解してくれかと言ったらそうでもありません。つわりがない人はつわりを理解してくれないことも多いので妊娠中はとにかく人間トラブルも沢山起こります。大変でしたが、今は元気な子供を産んで幸せに暮らしています。(愛知県在住30代W様の体験談)
※この記事は個人の体験談です。
\ 無料購読して新着投稿のお知らせを受け取る /