子育てが初めての方で、離乳食を手作りするべきか市販品を使うべきか悩む方は多いでしょう。
「手作りしたいけど、子育てに追われて作る時間がない…」「市販品のベビーフードで大丈夫なのかな?」などと不安に思うかもしれません。
そんな悩めるママさんたちに、手作り離乳食と市販品のベビーフードのそれぞれのメリットとデメリットを紹介します。
手作り離乳食のメリットとデメリット

子育てが初めての方は、「離乳食は手作りにする」と思う方は多いでしょう。
私も妊娠中は、「手作りしよう」と意気込んでいましたが、慣れない育児と家事に追われて、「手作り無理だわ…」と潔く諦めました。
「市販品は保存用の添加物が含まれているのでは?」とデメリットしかないと思う方もいると思いますが、手作り離乳食にもデメリットはあります。
手作り離乳食のメリット
手作り離乳食のメリットを紹介します。
食材にこだわれる
手作り離乳食は、無農薬野菜など食材を選ぶことができるので自然派の食べ物を与えたいと考えているママさんにおすすめです。
便秘に対応できる
排便状況に合わせて便通に良い食物繊維などの食べ物を食事に加えられるので、健康面に対応できます。
味やとろみを調節できる
風邪などの体調不良時に食べられるようにとろみや味を体調に合わせて調節できます。




アレルギー確認ができる
アレルギーと好き嫌いの有無を確認することができます。市販品だと既に調理されているので、どの食べ物でアレルギー反応が起こったのかが分かりにくくなります。
手作りなら、一つ一つ確認する事が出来るので、把握しやすく作りやすいでしょう。
手作り離乳食のデメリット
手作り離乳食のデメリットを紹介します。
メニューを考えなければならない
1日3食となると栄養バランスの偏らないメニューを考えなければならないです。
月齢に合わせた食感や大きさ・味付けも調節しなければならないので、育児ストレスの原因になってしまいます。
お金がかかる
1日3食になるとはいえ、食べる量は大人より少ないので食材の量も異なります。また、食材が余る事もあります。
食事量に合わせて食材を買おうとなると、市販品を買うより多額の出費になってしまう場合もあります。
市販品ベビーフードのメリットとデメリット




市販品のベビーフードというと、「添加物が入っているのでは?」と思うママさんもいるでしょう。
デメリットしかないと思うかもしれませんが、市販品のベビーフードにはメリットもあります。
市販品ベビーフードのメリット




市販品ベビーフードのメリットを紹介します。
衛生的で安心
市販品のベビーフードは、保存用の添加物が含まれていません。加熱殺菌されているので、長期保存ができ、容器に移す必要もなく常温のまま袋に入れた状態で食べる事が出来ます。
手作りの場合、夏場に持ち歩くと食中毒の危険性があるので、外出時には市販品のベビーフードがおすすめです。
月齢に合わせた味付けにされている
味付けや具材の大きさ・食感などが月齢に合わせて作られているので、一から作らずに済みます。




アレルギー対応されている
7大アレルゲンである「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」が使われていないものを選べるので、アレルギーも安心です。
パッケージにも原材料に含まれているアレルゲンが明記されているので、購入する際の参考にもなります。
災害時に役立つ
災害時にライフラインが止まっても常温のまま食べられるので、離乳食の心配をする必要がなくなります。
市販品ベビーフードのデメリット
市販品ベビーフードのデメリットを紹介します。
食べる量が調整できない
赤ちゃんの食べる量は、日によりあまり食べなかったり完食したりと様々です。
市販品は決められた量が入っているので、食べる量を調整できません。開封後は長期保存できないので、残したら捨てるしかないです。
種類に飽きてしまう
市販品はどうしても保存の事を考えると、煮込み系しかありません。離乳食開始の頃は良いですが、次第に炒め物や焼き物など大人のメニューを取り入れたくなる事もあるでしょう。
赤ちゃんも市販品に飽きてくることもあるので、離乳食後期頃になったら炒め物や焼き物系などに挑戦してみてもいいかもしれません。




まとめ




手作り離乳食も市販品ベビーフードもメリットとデメリットがありますが、必ずしも離乳食は「手作りor市販品でないと駄目」というわけではありません。
手作りのみ、市販品のみ、とこだわらずに、両者のメリットを活用していくことで、ストレスなく子育てができると思います。
子育てが初めてのママさんはぜひ、活用してみてください。
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