嘔吐恐怖症、妊娠6週目で悪阻で入院することに
私は25歳の時に待望の第一子妊娠をしました。1年間ほど待ち望んでやっと妊娠したので、非常に嬉しくマタニティライフを楽しもうと思っていたのですが、5週目頃から少し吐き気がするようになりました。最初は冷たい食事を食べたり、マスクをしたりしながら騙しだまし生活をしていたのですが、6週目に入った途端一日に何度も嘔吐するような生活になってしまいました。私は、妊娠前から嘔吐に対して恐怖心をもってしまう嘔吐恐怖症を持っていたため、吐き気がするとパニック発作が起こるような生活でした。そしてそれが一日に何度も起こるような生活に身体的にも精神的にも非常にしんどくなってしまいました。産婦人科へ行き、自分の状況を主治医に話すと入院をすることになりました。実際に尿検査をしても、ケトン体も出ていて脱水状態になっていたこともあり、点滴をしてしばらく安静にしながら様子をみる事になりました。
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妊娠15週で悪阻が楽になり退院することに
妊娠6週から入院して、その期間はほとんど点滴をしてもらっていました。入院中の食事も普通食から食べやすい食事へと変更してもらい、食べれるものだけ食べるという毎日を過ごしていました。点滴の中に吐き気止めを入れてもらうと、その副作用で眠たくなり、病院にいる間はほとんど寝たきりの生活を過ごしていました。それでも毎日のように赤ちゃんの心音を聞かせてもらったり、週に1度赤ちゃんの状態を見られるのがとても楽しみでした。そうして過ごしているうちに14週目ごろから少しずつ食欲も戻り食べれるものが増えてきました。15週頃には安定期に入り、悪阻も落ち着いてきたので一旦退院することになりました。久しぶりに家に帰り、自分で主人の分まで食事を作れるようになり、いつものように家事をして過ごすことができるようになったのです。
妊娠22週で出血!再び入院することに
妊娠15週で退院してからは安定した体調で過ごすことができるようになり、ベビー服を見たりベビーグッズを見ながら楽しく過ごす事ができました。そんな中、夫婦2人だけの最後のクリスマスに少し良いホテルでディナーを食べようとしていた朝、トイレへ行くと出血していました。慌てて病院に連絡を取り、診察の結果22週で切迫早産だということが分かったのです。そして再度また入院する事になりました。せっかく退院できてマタニティライフを楽しもうと思っていたのに、今度は元気なのにも関わらず絶対安静でトイレ以外は動けず、お風呂もしばらくは入れない状態になりました。張り止めの点滴をいれて常にベッドの上で本を読んだりしながら過ごしていたのですが、体が元気なだけにその期間はとても長く非常に精神的にも辛かったです。
3週間の入院を経て無事に出産しました
張り止めの点滴のおかげか、なんとか出血も止まり三週間ほど入院で退院しました。その後もしばらくはとても慎重に生活していたのですが、だんだんとお腹が大きくなりもう生まれても外の世界で生きていられるような週数になったので、出産に向けて散歩をしたり少し身体を動かすようになりました。その後は全く出血などのトラブルもなく過ごしていましたが、39週になったときに破水してしました。慌てて病院へ行ったのですが、産まれるのはまだまだ先だろうと言われたのです。そのため家族には帰ってもらい、私は一人病院でゆっくり横になっていました。お腹も痛かったのですが、まだまだ産まれないという言葉を信じて我慢していました。しかし、腰が割れそうになり痛くなってきて慌ててナースコールをすると、お産が進んでいてすぐに分娩室に行く事になり、あっという間に産まれてしまいました。ここまでたくさん入院していたりで、妊婦検診の他にもお金がかかってしまいましたが、悪阻や早産などは保険が下りたので三万円くらいは得したような状況でした。(兵庫県在住37歳Y様の体験談)
※この記事は個人の体験談です。
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