妊娠が判明した時にはとても嬉しい気持ちになる反面、突然やってくるつわり。多くの女性が「本当に終わりが来るのか」「なんで自分だけこんなに苦しいのか」と感情的に落ち込みやすくなる時期でもあります。そんな時期をどうやって乗り越えたのか、筆者の体験談も含めて先輩ママから聞いたアドバイスを集めてみました。
実は意外と知られていないつわりの現象とは
つわりと聞くと食べても吐いてしまう、といったイメージをする方が多いと思いますが実はそれだけの症状ではないのです。
頭痛やめまい、常にある疲労感や、倦怠感など症状や度合いは人によってさまざま。
場合によっては食べることも、お水さえも飲めずに点滴を打ってもらうことも。
初めての妊娠だとわからないことだらけで不安になってしまいますよね。

筆者もこれもつわりだったのか、と初めて知ったことがたくさんありました。








とにかく横になって休息をとる




つわりの症状が出始めると、自分が思っている以上に体が動かなくなります。
料理やお洗濯、お風呂に入ることさえ出来ず、2日に1回シャワーを浴びていた、という先輩ママさんも多いです。
妊娠によって体内ではホルモンバランスが急激に変化しています。
無理はせず、この時期は旦那さんやパートナー、家族の力を借りながらできるだけ横になりましょう。
食べられるものを食べられる時に食べる
妊娠すると胎内の赤ちゃんの栄養バランスが気になりますよね。
赤ちゃんは胎盤が完成するまでは、卵黄嚢(らんおうのう)という袋から必要な栄養を供給し、血を作っているのでこの時期は栄養のことはひとまず置いといて、食べられるものを食べましょう。
お粥やフルーツ、ゼリーなどがおススメです。






ちなみに筆者は永遠にぶどうを食べていました。
食べられない場合も無理して食べなくてもOK。水分補給だけ気をつけて、ちょっとずつ取るようにしましょう。
便秘は気にしすぎない
つわりによって食べれる量が減ることで便の回数や量が減ることがあります。
寝たきりの状態が続いて腸への刺激が少なくなる、ホルモンバランスが変化する、これらが主な原因となっています。
筆者も気が付いたら4日ほど便が出なかった!なんてこともしばしば…産婦人科の先生に相談したところ、レモン水を薦められました。
レモンには水溶性食物繊維が多く含まれているので、腸のおそうじを促してくれるとのことで、飲んだ次の日にはスッキリできました。






他にもヨーグルトを食べたり、数分だけお散歩をしたら出た!という先輩ママも。
気にしすぎもストレスの原因になってしまうので、ちょっとずつ工夫をしながら自然と出るのを待ちましょう。
つらい時には泣いても良い
つわり中、家の中にいることが多くなると落ち込みやすくなったり、働いている人でも毎回の出勤に体力を使ってしんどいことが多くなります。
筆者もつわりがしんどすぎて急に泣き出してしまったことも何回もありました。
望んだ妊娠なのに…と思い詰めてしまったり、こんな弱い自分がママになれるのか、と不安になることも。
これらはおなかの中の赤ちゃんもママも頑張っているからこそ起こる現象なので、誰かにつらい気持ちを聞いてもらったり、思いっきり泣いて一度全部吐き出しましょう。
この時期は自分を責めるのではなく、自分をしっかりといたわってあげてください。








まとめ
いかがでしたか?初めての妊娠、初めてのつわりで戸惑ってしまうことは当然。
経産婦さんでも前回のつわりの症状とは違って困惑することも多々あります。
つわりはあなたのおなかの中で赤ちゃんが頑張って成長していることも意味しています。
好きな映画やアニメを見て楽しんだり、これを機に新しい趣味を見つけてみたりと、今しかないマタニティライフを前向きに過ごしてください。
執筆:クストディヨ・光佳子
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