新年を迎え、より良い年になりますようにと願う一年の始まり。
電車好きの子供が喜ぶおめでたいスポットに出かけてみませんか?
今回は和歌山県和歌山市加太駅にある、見て乗って、おめでたい、幸せな気分を感じられる「めでたいでんしゃ」をご紹介いたします。
めでたいでんしゃとは

南海和歌山市駅から加太駅を運行する南海電鉄加太線。
その沿線の、紀ノ川駅から加太駅間は「加太さかな線」という愛称で親しまれています。
加太さかな線の魅力を発信する、「加太さかな線プロジェクト」の一環として2016年から運行を開始した、観光列車の「めでたいでんしゃ」。






最初は1種類でしたが、だんだんと仲間が増え、現在は4種類のめでたいでんしゃが運行しています。
加太の町では鯛漁が盛んなことから、車体には鯛をモチーフにしたうろこがデザインされています。
「おめでたい気分になる」と、かわいくてずっと「愛(め)でたい」という2つの意味からなるめでたいでんしゃ。
線路を走る姿は、まるでさかなが泳いでいるように感じられます。
加太さかな線の終点、レトロな雰囲気の加太駅。
入口にはかわいい壁画が。
のぼりが上がっていてワクワクします。
めでたいでんしゃ「さち」
「さち」は一番最初に誕生しためでたいでんしゃです。






車体のうろこには隠れハートマークがあるので、探してみるのも楽しいかも!
つり革がさかな型になっています。ゆらゆら揺れて泳いでいるようで可愛いです。
めでたいでんしゃ「かい」
二番目に登場した「かい」は、加太の海をイメージした水色の電車です。
窓にはくらげがプカプカ…
こちらのドアは前に立って外を向くと、外から見ている人にはシュノーケルをしているように見えるんです!
つり革にはカニも登場し、座席シートにはたくさんの海の生き物が。
まるで海の中を散歩している気分ですね。
ちなみに、さちとかいは、2018年11月23日に結婚したそうです♡
車内にはなんと婚姻届が飾られています。
めでたいでんしゃ「なな」
三番目に登場した「なな」は、さちとかいの子供です。
ななという名前は、加太さかな線の駅が7つあることが由来だそうです。
縁結びがモチーフの黄色い車内のドアにはお内裏様とお雛様風の鯛が。
左手を挙げた招き猫は、人を招くとされています。座席シートにはお雛様が。
めでたいでんしゃ「かしら」
最後に登場したのが、さちの兄、かしら。
和歌山出身のミュージシャンHYDEさんとのコラボレーションで誕生しました。
かしらは冒険好きで、長い間旅に出ていましたが、久しぶりに加太さかな線に帰ってきたそうです。
音符のつり革やピアノの座席シートなど、HYDEさんらしいロックな海賊船のような車内になっています。




まとめ
到着を待つワクワク感、可愛さにときめき、乗車中の楽しい仕掛けの数々に心おどる、まさにおめでたい気分になる電車でした。
電車好きの子どもとぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
撮影や車内見学は、和歌山市駅、または終点加太駅の2駅がおすすめです。
運行スケジュールをご確認の上お出かけしてみてください。
2023年1月5日時点での情報です。時期により情報が異なる場合がありますので、予めご了承ください。
乗り鉄しながら子供会に♡
— naoko_mntms1030 (@NaokoSoe) December 15, 2019
めでたい電車にのれましたヽ(´▽`)/ pic.twitter.com/lx2LocIwU6
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